朝晩の空気もひんやりしてきて、「そろそろ秋だなぁ」と感じるようになってきましたね。
遠軽では、8月30日の朝に最低気温が7.3℃まで下がりました。平年の同じ時期よりかなり低く、9月下旬並みの冷え込みだったそうです。
日中はまだ暖かい日もありますが、朝晩との気温差が大きくなってくるのがこの時期ですね。
そんな季節の変わり目に、私たちがいつも以上に気をつけているのが牛たちの体調です。
この時期は呼吸器の変化に注意!
夏から秋にかけては、肺炎などの呼吸器病にも注意が必要です。
もちろん、「寒くなったから肺炎になる」という単純な話ではありません。気温差などによる環境の変化、ウイルスや細菌、牛自身の体調や免疫状態など、いろいろなものが重なって呼吸器病につながることがあります。
だからこそ、こういう時期は日々のちょっとした変化を見逃さないことが大切です。
牛たちの様子を見るうえで、わかりやすい時間のひとつが給餌の時です。餌を入れると元気な牛はいつものように食べにやってきます。
でも、
・咳をしている
・鼻水が出ている
・呼吸がいつもと違う
・なんとなく元気がない
・いつもなら来る牛が来ない
そんな様子があれば少し注意して見るようにしています。
特に「餌を食べに来ない」は、日々牛を見ていると気づきやすい変化のひとつですね。いつもなら真っ先に来る牛が来ないと、「あれ?」となります。
そこから鼻の様子を見たり、咳が出ていないか確認したり、必要があれば体温を測ったりしていきます。咳や鼻汁、発熱、活力や食欲の低下は、呼吸器病で見られる代表的な変化です。
毎日見ているからこそわかる「いつもと違う」を大事にしたいですね。
昼間だけじゃなく、夜の気温にも注意!
この時期に難しいのが、昼と夜の気温差です。
担当者がいる日中は暖かくても、私たちが帰ったあと、夜から明け方にかけてぐっと冷える日があります。なので、昼間の気温だけを見るのではなく、夜間にどこまで下がりそうかも考えながら牛舎の環境を調整しています。
なるべく日中と夜間の差が大きくなり過ぎないようにしたいところです。
ただ、寒いからと言って牛舎を閉め切ればいいわけでもありません。換気が悪くなると湿気やアンモニアがこもってしまうので、空気を入れ替えることも大切です。
寒くし過ぎない。でも閉め切り過ぎない。このあたりは、その日の天気や気温を見ながら調整していきます。
少しずつ冬支度も…
これからさらに寒くなってくると冬に向けた準備も始まります。
当センターでは、寒い時期には麦稈を多めに敷いて、牛たちが少しでも暖かく過ごせるようにしています。敷料をしっかり入れることで、冷たい床から体の熱が逃げるのを抑える助けにもなります。
ハエが減ったり、朝の空気が冷たくなったり。牛舎にいると、ちょっとしたところで季節の変化を感じます。
こういう時期こそ、餌を食べに来ているか、鼻水は出ていないか、咳をしていないか、いつもと違う様子はないか。毎日の基本的な観察をいつもより丁寧にしていきたいですね。
これから本格的な秋、そして冬を迎えます。畜主さんからお預かりしている牛たちが元気に過ごせるよう、これからも日々の小さな変化を見ながら管理していきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!


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