だんだんと気温が高くなり、本格的な夏の足音がすぐそこまで迫ってきている感じがしてきますね。今年もかわいい虫がたくさん見れるといいナ……と思っている筆者です。
ちなみに、アグリサービスにはたま~にヘビトンボが飛んできます。水質に敏感な昆虫なので、このあたりの川は水がキレイなのでしょうね。気になる方は是非ググってみてください。
※虫が嫌いな人は見ないでくださいね!笑
さて、本題に移りましょう。今回は中耳炎、おそらくマイコプラズマによるものと思われますが…そういうお話です。
まずはこちらをご覧ください↓
マイコプラズマの場合、片耳が大きく下がる、ということは広く知られているかと思います。
この子は耳下がりがかなり酷く、頭が90度近く傾いてしまいました。筆者が2連休明けで出てくると、耳下がり、40℃の熱、という状態で…。平衡感覚をやられたのか、最初の頃は、立っても何かの拍子にパタッと倒れてしまう始末…。
獣医さんに何度も耳洗浄をしてもらい、かなり改善はしたのですが、治療が終わってしばらく経った今でも、若干傾いてしまう時があります。
不幸中の幸いといいますか、顔の神経がやられたりはしていないので、餌の食いは問題ありません。
現在の様子↓↓
これが群の中で出てしまうと、「あっ……(察し)」という気持ちになります。
個別に管理していて、たま~にぽつりと1頭出る、それで終わり、というのであれば、あまり気にしなくてすみそうなのですが……。群の中で出てしまったら、蔓延の恐れがありますからね。下手すれば何頭も耳下がりが出て……。あぁ、恐ろしい。
アグリサービスでは、対策として煙霧消毒を行っています。ウイルスや細菌が牛舎の中に定着してしまっては困りますからね。こちらについても、またいずれお話しできれば…。
最後になりますが、アグリサービスでは、様々な農場から牛が集まってきます。
マイコプラズマに限った話ではありませんが、病原体が持ち込まれてしまうと、蔓延してしまうリスクはおおいにあります。従業員一同、対策に手を尽くしていますが、持ち込まれる、という可能性については防ぎようのない部分があります。
預託をされている生産者の方々、またそうでない生産者の方も、今一度、ご自身の農場での衛生管理や、どのような病気が多いのかなどを振り返ってみてはいかがでしょうか。
ということで、今回はこれで終わりにしたいと思います。
次回は…
【持ち込まれると大変なものパート②ガンベこと”とくふく”】
更新は6月21日を予定しています。またみてね!
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