うじゃうじゃ

一気に涼しさが増し、秋の終わりさえ感じられる、そんな日々が続いていますね。虫もだんだんと見かけなくなっていき、時たまトノサマバッタがばたばたと飛んでいくのを見かけると、あぁ、まだ生きてるんだな、としみじみとした気分になります。

さて、虫が減ってきた、なんてことを言った矢先に、今回は虫関係のお話です。私の趣味の方ではなく、ちゃんと牛も関係してます。苦手な方はご注意ください。

牛と関係ある虫なんてなんだよ、とお思いの方もいるかもしれませんが、牛舎といえばハエ、厄介ですよね。ハエ、といいましたが、成虫の方ではありません。幼虫、ウジの方です。

先日、下痢が長い子牛のお尻を見ると、ウジがうじゃうじゃとくっついていました。どうしてもお尻が汚れてしまうので、集まるときは集まってきてしまいます。牛はすごく嫌そうにしていますね。

こんなときどうしたらいいの?というところですが、アグリサービスでは以下のように対応しています。

1 水とブラシでウジと汚れをきれいに洗い落とす。

2 清潔なタオルで水分を拭き取り、ウジがいた場所にヨーチンをかける。

3 時間が経過するとまた集まってくることがあるので、しばらくはこまめにチェック。

ウジがつきやすい場所としては、尻尾の付け根のまわり、尻尾、股の間、内もも、場合によっては陰部に隠れていることもありました。また、ウジがついているときは、尻尾の根本の方に力を入れて、小刻みに振っていることが多い気がします。

ヨーチンをかける意味としては、ヨーチンによりハエが卵を産み付けにくくなる、ということが挙げられます。

また、お尻が汚いのに不思議とウジがつかない子もいれば、そこまで汚れていないのにウジがつく子もいます。その違いとして、筆者は以下のような点があるのでは?と考えています(個人の感想です)。

・活発な感じがなく、横になっていることが多い。

・横になったまま排泄をすることが多い。

・ミルクや電解水の飲みが悪い(活力がない)。

子牛もかなりストレスを感じるでしょうから、見つけたときはすぐに対応してあげましょう。

ちなみに、筆者は「この子ウジつきそうだな」と感じた場合は、予防的にお尻を拭いてあげるようにしているのですが、タオルだと毎回洗うのが面倒ですよね。

そこでおすすめなのが、ペット用のシャンプータオルです。大判のものなら1~2枚でけっこうキレイにできて、使い捨てられますからね。

ということで、今回のお話を終えたいとおもいます。そして、見てくださっている皆さんには申し訳ないのですが、子牛の導入頭数の増加により、筆者もこのブログを頻繁に更新していく余裕がなくなってきました。

そこで、更新頻度を当面の間、現在の半分、2週間に1回に落としたいと考えています。今後も時間を作って頑張っていきますので、また覗きに来ていただければと思います。

ということで。次回は10/25更新予定にしたいと思います。閲覧ありがとうございました!

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