暑さが本格的になってきました。外は日が差してとにかく暑さを感じますが、牛舎の中は送風機なんかが動いている都合上、外より過ごしやすい温度だったりしますね。
とはいえ、熱中症にはくれぐれもご注意ください。皆様、こまめな水分補給をお忘れなく。もちろん、牛も暑いと思いますので、牛の水分補給にも気を配ってあげてくださいね。
さて、今回は戻し堆肥についてお話していきたいと思います。
「戻し堆肥とはなんぞや?」という方のためにざっくりと説明しますと、堆肥の水分を低くしたもので、敷料などに再利用することができます。
なぜそんなことをするのかというと、敷料の一部が自家生産ということになり、おが粉の使用量を減らす、つまりおが粉の購入にかかる費用を抑えることになるわけですね。
実際、アグリサービスでも、戻し堆肥を育成牛の敷料として活用しています。導入舎や哺育舎では使っていませんが…。
こちらが戻し堆肥舎です。この中に戻し堆肥を製造する機械が入っています。
スラリーに溜まった糞尿は、この固液分離機の中へ投入されます。この中で固液分離が行われ、さらに好気性微生物により分解熱を利用し、病原性微生物を99%以上不活化します。
投入からおよそ24時間で敷料として適切な状態で排出されるので、このまますぐに敷料として使うことができます。
いかがでしたでしょうか?
もし、これを見てくださっている方の中に、戻し堆肥使ってるよ!だとか、使ってる人の話聞いたことあるよ!という方がいましたら、ぜひコメントしていただけますと幸いです。我々としても手探り状態で使っているので、先輩方の知恵をお借りできればと思います…。
というところで、今回はおしまいにします。
次回は…
【牛に飲ませる水について】
7/12更新予定です!冷たい飲み物片手にご覧ください。閲覧ありがとうございました!
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