うめぇ~草

なんだか空気がジメジメとしています。気が付けば乾草にもカビが生え……まったく迷惑な話です。

ところで、皆さんは牛に与える乾草、どんなものを、どんな風に与えていますか?1番はいつから与えるとか、子牛には乾草をいつから与え始めるとか、やり方が様々にあるかと思われます。今回は、アグリサービスでの乾燥の与え方について、ご紹介していきましょう。酪農学園大学の先生方や獣医師の方々など、様々な方の知恵をお借りしての取り組みですので、「いいね!」と思ったらぜひご自身の農場でも取り入れていただけますと幸いです。

まず、子牛に与える乾草ですが、こちらについては2番草をラップしたものを与えています。子牛には良質な乾草を与えよ、というのは周知の事実かと思いますが、2番ラップが特に良い、というアドバイスをいただいたため、導入舎と哺育舎では2番ラップを与えています。

給与は導入したその日から開始しています。配合にもいえることですが、意外と食べる子はすぐ食べるんです。どれくらいやるのか、どんなペースで増やしていくのか、ということはまた後日……。

ちなみに、子牛の頃から1番草をやると、腹が下の方にこう、ぼよんっとした、所謂「洋ナシ型」になってしまうそうです。特に子牛の頃からアグリサービスで過ごしてきた子は、2~3ヶ月齢頃には、腹が背中側からまるまると膨れる「リンゴ型」になっている子が多いです。

正面から見たときに、背中の上部からまるっと膨らんでいるのがわかります。

さて、離乳舎(3ヶ月齢~)からは、1番草へと切り替わります。特に離乳舎では、1番の中でも良質なものを選択して与えています。

与える際には、こちらのロールカッターを使い、カットして与えています。

このように乾草の給与には、子牛の頃からこだわっています。アグリサービスで世話をしていても、餌の食い込みがすごい、というのは現場の人間皆が感じていることです。牛を預けてくださっている方々には、牛が帰ってきたらぜひ、たくさん食べさせてあげてほしいと思っています。

ということで、今回はこのあたりでおしまいとします。次回は8月9日、子牛への乾草の与え方について、より掘り下げていきたいと考えています。閲覧ありがとうございました!

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